雑記・症例解説

2026-01-09 16:54:00

不眠

 

今回は不眠について考えていきたいと思います。

不眠に悩まされている方は多いと思いますし、当院へも不眠を訴えてこられている方もいます。

以前に勤めていた鍼灸院で院長の後ろでいつも治療を見ていたときから、不眠はなかなか手強いなという印象です。

 

不眠症について、以下メディカルノート様より引用させていただきました↓↓

‘’不眠症とは、良質な夜間の睡眠を十分に取ることができず、仕事や学業に支障をきたすなど日中の機能障害が生じた状態を指します。不眠症状には寝付きが悪い(入眠困難)、夜間に目覚めてその後眠れない(睡眠維持困難)、朝早くに目覚めてしまう(早朝覚醒)などのタイプがあります。

不眠症を引き起こす原因はさまざまであり、心理的なストレス、飲酒、薬物、身体の不調など多くのものがあります。不眠に関しての問題を抱える人の割合は高く、成人の30%以上が一過性の不眠症状を経験し、10%ほどが不眠症に罹患していると報告されています。’’

 

東洋医学で不眠症は「不眠」「失眠」などと言い、以下の考えになります。

1.      心の臓の陰(潤す・冷ます力)が不足して心陽が旺盛になり心神が不寧となり不眠に。なかなか寝つけずさらに眠っても夢を見たり目が覚める。

2.      心と腎の臓がうまく交流しない。温めたり活発になる心陽と、冷ます・潤わす・落ち着かせる腎陰(火と水の関係のようなもの)が相互に助け合わなくなり不眠に。不眠が甚だしく転々反側して夜通し眠れないこともある。

3.      思い悩みすぎる・労倦などにより心や脾の臓が損傷され、脾の臓で気血生化が不足して心血が保養されず心神不安となって不眠に。

4.      驚きや恐怖のために胆の気が損傷し、決断ができなくなり恐怖感があって入眠できない。寝ついても驚いて目が覚めやすい。

5.      悩みや怒りで肝の臓の疏泄(気血を流す力)が失調し肝の気が鬱滞して化火、もしくは飲食不節で湿熱が生じ、この湿熱が肝胆の臓に鬱滞して化火。この熱が心神不安をきたして不眠に。睡眠が浅くよく目が覚めやすい。

6.      心労のために心火が亢盛となり心神が不安となって不眠に。

7.      熱病の後期で余熱が残っている場合にみられ、心神を乱すことにより不眠に。

 

環境や精神面が多く関わると思いますし、年齢や身体疾患でも差があるかと思います。

眠れないことに悩み、気にしたくなくても気にしてしまう、早く薬をやめたいと焦ってしまい悪循環に陥り慢性的な不眠に悩んでいる方が多いと感じます。

散歩などの適度な運動、あっさりした腹八分目の食事を心がけ、就寝前のスマホやテレビを控え、焦りすぎず整えていきたいですね。